初期につまずきやすいQ&A





■はじめに。
あちこちに書いてあることばかりですが、何か起こったときに、全部読むのも大変でしょうから、
とりあえずまとめてみます。
定期的に、掲示板やメールで頂く内容のものを集めました。

思いついたことを時々更新していけたらいいなと思ってます。
■日常管理
基本的に言われているのは、1週間に1度1/3程度の水換えをする。
ということですが、与えている餌の種類や、飼育している数、水槽を立ち上げて間がない時期など、
一概には言えませんので、飼育していく中で自分でつかむしかありません。
濾過に過敏になって、より強力なものが欲しくなったり、それに追加してパワーフィルターを回したりと、試行錯誤した結果、自己満足で終わることもしばしばです。

飼育している数と、水槽のサイズで判断すればいいと思います。
大きなエンドリを多数飼育している場合などですと、3日でダダ濁りになったりすることがありますが、
そういうマニアはそもそもここ見ないでしょう・・

立ち上げ1ヶ月は定期的な水質検査を。

餌は、数十種類も用意する必要はなく、手に入れやすい餌を3種も用意すれば十分な場合が多いです。偏らなければ大丈夫です。
「金魚、どじょう、タブレット」や、「タブレット、魚の切り身、鳥の胸肉」などです。
鶏肉やハツなどを与える場合、頻繁に与えるのは控え、魚やタブレットを主に、
週に一度程度などで与えます。

■1週間程度の旅行や出張などで餌を与えられない
餌抜きで出かけましょう。
変に金魚を投入したりすると、それが死んで、水質が悪化しポリプテルスまでも・・という事態が起こりかねません。

■餌の金魚が、白点病などにかかっているがそのまま投入して大丈夫か?
たとえば、ポリプが10匹以上いて、金魚を100匹投入しても2,3日で間食する場合は、ほとんど問題は起こりませんが、ポリプ一匹に対し、金魚100匹など、金魚がその水槽に長期間滞在する場合は、
前もって、金魚を薬浴するべきです。
激安店の金魚は絶対といっていいほど病気にかかっているのでご注意を。

■釣具店で売っているえびや、きびなごを与えても大丈夫か?
釣具店で売っているものは、薬品につけられているものが多く、特にきびなごなどの場合、
凍らないようにする為の薬品などを使いますので、将来与え続けて、何が起こるかわかりません。
素直に熱帯魚店で購入しましょう。
自家採集ものは、農薬などの影響がないか下調べをしてから与えましょう。
田んぼで捕まえたおたまじゃくしなどは危険です。
■体調不良
■餌を食べない
導入初期、環境になれずに餌を食べないことはよくあることです。
1週間くらいはあせらず様子を見ましょう。
固形の餌ばかりを与えている場合は、餌付いていないこともありますので、
ほかの餌も検討してください。
周りが騒がしい、混泳している魚とのストレスもありますので、単独で飼育したり、
なるべく静かな環境を提供してあげることも効果的です。
飼育者自身が神経質になって、テレビがうるさいとか、周囲が明るいとかは気にしなくともよいでしょう。
きちんと消灯時間があって、日常のサイクルが保てていれば、夜間人間が寝静まった頃に餌を食べたりします。

■胸鰭、尻ビレ等がばさばさに!
混泳魚にかまれたか、カラムナリスの疑いがあります。
混泳魚とのトラブルは、出来るだけ広い水槽で、複数で飼育すると回避できることが多々あります。

カラムナリスの場合は、粘膜の異常分泌や、体表が真っ白になったり、真っ赤になったり、
眼で見てわかりやすい病気ですので、判断できるでしょう。
えらがやられた場合は、判断出来ずにある日突然死亡します。
カラムナリスはこちらこちら

■眼が真っ白に!
極端な水質悪化か、突起物などにこすりつけた場合などに起こります。
両方とも、水換え頻度をあげ、しばらく様子を見てください。
大抵は、2週間ほどで治まります。(まれに半年など長期化することも)

■顔面からおなかにかけてパンパンに膨らんでいる!
エロモナスの疑いが強いです。
平衡感覚がなくなったりすると要注意です。
よくかかる病気ではありません。

■突起や、砂利に体をこすり付け、かゆそうにしている。
ポリプティーの疑いが濃厚です。
体表に糸くずのような寄生虫がくっついていれば間違いなくポリプティーです。
目視できない場合もこのような行動をとることがありますが、放っておくと、そのうちでて来るでしょう。
一度退治しても、環境の悪化などで再発しますので、忘れた頃に出ることも。
ショップから新しい魚を入れるとき、駆虫済みであっても安心できません。

上記はに書いてあります。
■混泳に関するトラブル
■多数飼育している個体のうち、特定の個体が餌を食べていない。
多くの原因はストレスです。
まったく性格の異なる魚で、生活範囲が重なるような魚などがいる場合は要注意です。
なまずなどですね。生活圏は異なるが、遠慮のないオスカーなども危険ですね。

ポリプしかいないという場合でも、気後れする個体も必ず出てきますので、
無計画に、隔離する水槽もなしにどんどん魚を増やすのは危険です。
この手の性格の魚はこちら、遠慮のないやつらはこちら、という風に性格別に水槽を分けられるくらいにするのがベストです。

■違う目、属、科の魚がポリプテルスを攻撃する。
隔離しかありません。平和的解決は難しいでしょう。

■サイズ差があるが混泳は大丈夫か?
20cmのポリプテルスが、40cmのポリプテルスに食べられるという事故は他魚に比べると少ないほうでしょう。我が家でも結構開きのある魚を一緒に泳がせていますが、今のところ事故はありません。(稚魚同士の共食いは除く)
しかし、実際に起こった事例もあるので絶対とは言い切れません。
一番危ないのは10cm以下の稚魚です。
魚のサイズが小さくなるほど共食いの危険度は上がります。

注意点は、ほかの人がやっているから、大丈夫だと思い込むことですね。
うまく行っている人のところでは絶妙なバランスが保たれていたり、充実した設備が整えられていたり、目に見えない苦労があったりと、簡単に実現できないことも多いです。
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